外国人を採用する際、内容によっては助成金が利用できるケースがあります。
まず一つが、人材確保等支援助成金。

これは外国人の就労環境を整備するための助成金のことで、外国人労働者を採用する際、経費の一部を助成金として受けることができます。

いくつか条件があるのですが、例えば採用した外国人労働者の離職率が10％以下であることなどが挙げられます。

採用してすぐに退職させるのではなく、しっかりと継続して雇用するつもりがある会社でしたら、こういった助成金が利用できます。

他にはキャリアアップ助成金も利用できます。
これは外国人に限った助成金ではないですが、日本人以外にも適用となる助成金です。

キャリアアップ計画を作成し、管轄労働局長の受給資格の認定を受けていればキャリアアップ助成金を受けることができます。

非正規社員から正社員への登用などを積極的に行っている会社であれば、こういったキャリアアップ助成金も利用することができます。

外国人を採用する場合、言葉の問題であったり、文化の違いだったりといったことに苦労し、メリットはないのではと感じる企業様もいらっしゃいます。

しかし、助成金を利用することで資金的な問題はある程度軽減できますし、外国人の持つポテンシャルを感じ取ることもでき、会社を大きく発展させる一員になれる可能性を秘めています。

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